早期英語教育は必要??
こんにちは。Little Duckling International Preschoolの園長です。
台風10号がゆっくり近づいてきていますね。
夏休みにキャンプや海へ出かける予定の方は十分に注意して下さい。
さて、今回は「早期英語教育は必要か」についてお話させて頂きます。
人間の脳は0~3歳で80%、3~6歳90%、6~12歳までに100%完成すると2009年に文部科学省が発表しました。また、6ヶ月の赤ちゃんはすでに外国語の音を学習する能力があり、早期英語教育に効果があると言われています。
研究結果ではこう言われていますが、実感できない方がほとんどではないでしょうか?
なので今回は私の実体験からなぜ早期英語教育は必要かお伝えさせて頂きます。
英語って第二言語だからまずは日本語をしっかり勉強してからでいいんじゃないの?
どうせ大きくなったら忘れちゃうから、必要になったときに勉強すればいいんじゃないの?
中途半端な日本語と英語になるくらいならやらない方がいいんじゃない?
…と思われる方も多いかと思います。
でも、違います!!!
断言できます。
例えば、apple(リンゴ)は日常的な単語なので1度教えたらすぐに記憶に残ると思いますが、3歳の子にhumidifier(加湿器)を教えてもその単語を使わなければすぐに忘れてしまうと思います。だったら、集中力・記憶力がついた頃に単語帳を購入して暗記したら早いんじゃない?と思いますよね。私もそう思います。文法・単語などは大人になってからで十分ですし、幼児教育だけでは限界があります。
でも1つだけ小さい時にしか身につかないことがあります。
それは、発音です。
私はニュージーランドに留学していました。資格の勉強をし、保育施設でも働いていました。外国人が英語で何を言ってるのか理解もできましたし、メールで英語で会話も普通にできました。ただ、面と向かって話すと通じないことが多々…なぜなら発音です。
日本にカタカナがあります。その発音に慣れてしまっているためなかなか矯正することが難しかったです。
例えば、Family。日本語だとファミリーですが英語だとフェミリーに近い発音です。
他にもRの発音や、THの発音も日本語にはない発音なので難しいです。
その単語だけ練習すれば気にしてきちんとした音で発音できます。
ただ、会話の中で文章でその単語を発音しようと思うとなかなかそこまで気に掛けることができず、結局は自分の発音し慣れた音で発音してしまうため相手になかなか通じなくなってしまいます。
幼児教育の時にこの発音を聞き分け身に付けておく事で、永久的にきちんとした発音で英語を話せるようになります。
また、単語は外国人の成人で35,000語くらいの語彙数を持っていると言われています。
私の5歳の娘はもちろん35,000語も覚えていません。
しかし、スペルをみて正しく発音をすることができます。
例えばphotography(写真)
もちろん娘は書けませんし、意味を知りません。
でも読めます。まず音節に区切りpho・tog・ra・phy、1つ1つの音を発音し1つの単語として英語で発音できます。
この能力は幼児期だからこそ安易に身に付けれるものだと思います。
以上のことをふまえ、Little Duckling International Preschoolでは発音を中心に、遊びの中・日常の中で外国人講師がお子様たちと英語で触れ合います。そうすることにより自然と身近な英語から無理なくしっかり学ぶことができます。
お子さまにどのような環境をで過ごさせるかはお父様・お母様の決断です。
初めての集団生活・初めての親離れのお子様もいらっしゃると思います。
どんな子供に育ってほしいか、どんな事を学んでほしいか、どういう環境で安心できるかなどいろいろご家族でご相談してみてください。
次回は、「愛知県にある英語が学べる教室の良し悪し」についてお話させて頂きます。
英語が勉強できるだけで保育施設を選んでしまい私は大事な娘を亡くすところでした。
本当に親の責任だと痛感しましたし、知識不足がどれだけ怖いのかを思い知りました。ぜひ次回の投稿もお読みくださいね。